2015.4.25

今日も山荘ブログを更新しました。

http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/2015/04/25.html



ブログの最後に載せたこの写真。
急に鳥の群れが大挙してやって来て木の枝に止まり、
一気に頭上を飛び立っていく光景は忘れられません。

2015.4.23

今日は外作業の1日。
本館トイレの冬戸を外しておがくずを補充し、
屋根に登って天窓の覆いを外し、
新冷テラスの入り口を塞いでいた厚さ20cmの氷を割り、
1月ごろに降り積もったであろう雪をひたすら掻き出して、
etc...


めいいっぱい体を動かして働いて、
休憩時間も穂先まで遊びに行って
とても充実した1日だった。




今年度から山荘のブログを書くことになりました。
書いた日は極力こちらにもURLを貼ろうと思います。

http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/2015/04/23.html

2015.4.21

朝イチのフライトでみんなと合流。
今年は雪が少なくて小屋開け作業は順調そう。


暖かくてさっそく外茶。

急に高度を上げて酸素の薄いところに来たため、
ため少し動くとすぐに息切れするけれど

今年は大丈夫そうです。

2014.4.20

予報では今日は暴風雨。
今日の入山は無理だろうから、
きっと事務所での作業手伝いになるだろういう頭で眠りについた昨晩。

今朝5:30ごろ、槍ヶ岳山荘の支配人の電話で目がさめる。
「いまなら飛べる!」とのこと。

カーテンを開けると昨晩降っていた雨があがって朝日が輝いていた。

この擬似好天がチャンスとなるか?
慌てて支度して車に飛び乗り上高地のヘリポートへ急ぐ。
出発時は稜線がくっきりと見えていたのだけど、
7:00、上高地に着いたのとちょうど同じタイミングで頂上部分がガスで覆われた。
そこからみるみるガスが増えて山を覆い隠し、
雨が降りだすのに時間はかからなかった。

期待していたぶん割り増しのガッカリ感を抱えて、
どんどん強まる雨足を眺めながら3時間ほど待機。
結局、今日も松本の事務所に戻ることになった。

午後からは寮の大掃除。
明日は小屋開け作業が出来るのか⁉︎

2014.4.19

4:50起床久しぶりの早起き。
寮の窓からは山の稜線がはっきり見えている。
天気予報では午後から崩れる予報なのだけど、
入山は予定通り決行できそうだ。
準備を整えて、5:30出発。
今年は槍沢の新人さん2人を乗せた車を運転して上高地のヘリポートへ向かう。

去年はヘビーな高山病症状が出たので、
今回は大丈夫かと初年度とは違った心配がある。
昨晩は入山前の食事会があったのだけど、
アルコールは控えめにして入山に備えることにしていた。
(それなりに飲むことになったのだけど。。笑)

ヘリポートに着いた時にはヘリがまだ来てなくて、
到着するなり会社の車を駐車場に置きに行く指示あり。
車を置いてヘリポートに戻るとヘリ運送が始まっており、
1便目の人送が終わったところだった。
僕は2便目で入山の予定だったが3便目に変更になったとのこと。

2便目の人を見送って、次に乗れるようスタンバイしていたら
パイロットから「天気が急変してきたから先に物資を運ぶ」と連絡あり。
結局、荷物を1便あげて悪天のため中断、
僕は松本に戻って待機することに。。

天気予報は明日も雨。
いつ、どうやって入山できるのか
今後の予定がハッキリしないのはもどかしい。


他の小屋は無事に入山完了。

僕の荷物は先に入山したようだ。
待機が長くなると厳しいな。。明後日には入山したい。

2015.4.17

朝イチで出発して松本入り。
忘れ物は途中で気がついてピックアップ出来たのでゼロだと思うけれど、
父親の携帯の充電ケーブルまで余分に持ってきてしまう。

今日から今シーズンの業務が始まる。
去年は必要以上に緊張していたけれど、
今年は体調も気分も良好!
「はあ、またあの寒くて不便な所に行くのか。。」
という憂いはあるのだけど、
去年の11月に別れた顔なじみの面々と再会する度に楽しみな気分も膨らんでくる。
20日が入山予定日だったのだけど、
天気の都合で19日の朝イチでヘリが飛ぶ予定になった。
いよいよ、です。


サブザックを新調、
今年はマムートの雨具がユニフォームとして支給されました。

2015.4.7

私用があり、埼玉県入間市にあるクライミングジム『ベースキャンプ』へ。
一昨日の筋肉痛が尾を引いていたけれど、
感覚が戻ったのか3級をOSできたりと調子が良かった。

リードエリアが充実していて、
ルートをオブザべするだけでも飽きない。
レスト中にじっくり眺めてると体の芯からウズウズしてくる。
今度は誰か誘ってみよう。


平日ながらも賑わっていた

とある国のクライミング事情について情報を仕入れられないかと、
店員さんに話を聞く目的があったのだけど新しい情報は得られず。。
当初の目的は置いとくことにして、
時間の限り攀じってきました。

晩は大阪に住んでいた頃にお世話になった方のお宅に伺った。
平日の急な訪問にも関わらず歓待していただきました。
今日も充実した1日でした。

2015.4.4

小屋番としての生活ももうすぐ2年目を迎える。

夏のシーズンが終わった時の『秋休み』と、
冬のシーズンが終わった時の『春休み』がちょっとした連休になり
自由な時間を満喫できる期間になる。

休みを迎える前は
アレがやりたい、コレもやりたい!
といろいろ夢想するのだけれど、
いざその期間を迎えるとスイッチが切れたように腰が重くなる感じがする。
下界のリズムに慣れた頃にはまた入山、
このサイクルに乗っかってまだ1年だからか
切り替えがぎこちないのかも知れない。


今日は鉱泉で知り合った同僚のAくんと、
大阪に住んでいた頃のジム仲間達と錦糸町のTウォールで久しぶりのクライミング。

山の生活で体つきが一回り大きくなったので、
パワーはあるのだけど身軽さが大きくダウン。
体の変化に戸惑いつつ、弱くなった自分にショックを受けつつも
やっぱりクライミングは楽しくて夢中になって登った。


ハング課題に打ち込むAくん。
Aくんとは6時間ぶっ通しで登った。

夕方ごろ大阪に住んでいた時に仲良くなったジム仲間の友人たちが合流。
みんな仕事や花見のあとに足を運んでくれた。

ジムのあとは敏腕営業マンの交渉で、
いい条件で居酒屋に飛び込んで終電近くまで宴会。
楽しい1日でした。

2015.3.31

昨日、任期満了で下山する日を迎え
『冬のスタッフの慰安旅行』で諏訪湖の温泉旅館に泊まった。
以前鉱泉の支配人をしていた山岳ガイドのAさんが留守番をして下さり、
スタッフみんなで小旅行。

今日は白樺湖の近くにあるスキー場の最終営業日。
そこにみんなで乗り込んでスキー・スノボを楽しんだ。


リフトで頂上に行くと八ヶ岳がくっきり一望できた。

雪が緩んで滑りやすいコンディションなのもあり、
朝イチから夕方まで滑りまくって遊ぶ。
想像してたよりも楽しい時間。
こうシーズンを締めくくれる機会を作ってくれたのは有難いことです。

満喫しすぎて気が緩んだか、
山にこもりすぎて世間ズレし過ぎたのか。。
松本に向かう帰り道、
長野の南端に向かう電車に間違って乗っていた。

ボーッとしていて伊那市で気付く

いい思い出が一つ増えました(笑)

2015.3.28

行者小屋の営業最終日。
今までとはうって変わって静かな週末。
「今までが忙しかったから、今日はゆとりを持ってやろう」
と、支配人さんが言う。

泊まりのお客さんとゆっくり話をしたりする時間も持てて、
アットホームな雰囲気が心地よい。

予報よりも天気が崩れずに、
支配人さんが外に出てお客さんに山の説明をしたりしていた。


夕方17時頃、玄関から外を撮影

1月には14時に山の陰に隠れていた太陽の沈む位置が変わり、
夕方まで日が差すようになった。
季節が変わった手応えを深く実感する1日だった。