2015.2.3

水力発電の調子が悪いため、
若旦那とKさんと発電システムのメンテナンスに行くことになった。
モンベルのウェーダーを履いて川に浸かり、
取水口の上流の流れを確認しつつ流れをスムーズにするための工事をする。
真冬の治水工事。

電力がうまく供給出来なければ、
−10℃を超える環境では水道のインフラも維持できなくなる。
こういう外作業をしていると、
冬季営業の裏側にある苦労が身にしみる。

工事に行くときは空のプロパンボンベをひとり2本担ぎ下ろした。


夕方まで作業をして、
『雪の重みで川の石がずれて流れが変わっていた』
ことが原因だと突き止め
日が暮れる前に復旧に成功!
手足の先の感覚が無くなるまで冷え切って
寒さとの厳しい戦いの作業だっただけに
問題を解決した達成感がたまらなかった。


鉱泉に帰るとキャンディ作りの放水ホースがモンスターになっているのを発見。

口から水を吹き出すモンスター

キャンディ職人のキヨさんは、
寒波が来ると夜中も2時間おきに起きてこういうモンスターと戦って
キャンディのメンテナンスをするのだそう。
時に風に吹かれた水に濡れて氷の鎧を纏うことになるのだとか。