11時に鉱泉から約2.5km離れた所にある堰堤広場で待ち合わせ。
鉱泉からは僕ひとりが下りる。
休暇明けのスタッフと合流して、
冷食やカップラーメンなどを5・6人で担ぎ上げる段取りだった。
出発時間がおして、
駆け足で集合場所へ。
無事に2分前に到着!
まだみんな来ていなくてホッと一息。
呼吸を整えてから倉庫内から持って行く物品を確認して、
あとはみんなが到着するのを待つのみになった。
若旦那は車の運転が上手くて、
大体待ち合わせ前に到着しているのだけど今日はまだ来ていない。
昨日・今日と滑りやすい湿雪のまとまった積雪があったので、
スムーズに来れないのだろうと待つ。
待つこと15分。
体が冷えてきた。
歩荷をするとすぐに体が熱くなるから、
ハードシェルの下はTシャツとパンツのみ。
こういう動かない状況には弱い。
腕組みして倉庫のトタン屋根の下、
しんしんと降る雪を眺める。
待つこと20分。
さすがに遅いと思い、
鉱泉の業務用の携帯に電話するがつながらず。
寒さで足の指先が痛くなってきた。
倉庫の中から食品を凍らせないように保温する毛布を引っ張り出してきてくるまる。
状況がまだ定まらないのでこのまま待たなきゃならない。
遭難してるかのよう。
待つこと30分。
休暇明けでこちらに向かっている支配人のSさんと電話が繋がる。
車のトラブルで動けなくなっているとのこと。
倉庫内にある荷物を歩荷して、
いったん鉱泉に戻るように指示があった。
「来週末のイベントでおしるこを作るから、あんこを持ってきてほしい」
という話を先輩から受けていたので、
あんこがぎっしり詰まった一斗缶をふたつ背負子にくくり付けた。
少し重いなと思ったけれど、
寒さを紛らわせるために体を動かしたいという生理的な欲求が強くて
荷を作り直さずにそのまま出発。
今日は足取りが重い。
昨日の疲れがあるのだろうか。
荷物が重く感じる。。
重荷に喘ぎながら歩くこと1時間ちょい。
バテバテで鉱泉に到着。
荷を解いて重さを計ると、合計50kgだった。
あんこはもともと好物なのだけど、
その重みを体感してますます自分の中での価値が上がった気がした。
今日は1便で物資の運搬が終わるはずだったけれど、
搬入トラブルで結局2往復することになった。
やはり車では堰堤広場まで入って来れない状況だったけれど、
赤岳鉱泉グループの秘密兵器が投入されて解決!
秘密兵器の雪上車
2便目は嵩はあるけれど軽めの荷物。
足取りも軽快に、みんなで列をなしたまま赤岳鉱泉まで行進した。
そして週末に突入です。