2015.1.2

朝番のため5:00起床。
室内に設置した温度計が−12℃!

各所に設置されたストーブに火をつけてまわり、
厨房の大鍋に湯を沸かすべくコンロに点火する。
いつもならこれで暖かくなるのだけど、
今朝の冷気は手ごわくて
ダウンの上からエプロンを着けて調理にとりかかった。

今期最強の寒波が来ると聞いていたけれど、
『最強』の名は伊達じゃない。

掃除の時間も熱湯で雑巾を絞って床を拭くと、
床についた細かな水滴がたちまち凍ってしまう。
きのう、一番暖かいインナーに着替えて、
防寒対策のレベルをひとつ引き上げたのだが、
それ以上に寒さがレベルアップした様子。

寒いと出不精になるもんだけど、
最近の日課となっている鉱泉までの往復は行くことにする。
全身に鳥肌を立てながらよく冷えたウェアを着て、
「寒い」を連呼しつつ外に出ると
目の前には久しぶりの青空が広がっていた。

鉱泉までの道を駆け抜けて、
在庫を切らしたごまドレッシングをザックに入れて復路。
帰りはゆるい上り坂が続くのだけど、
太陽に向かって走るのは気持ちがいい。

凍てついた木々に光が届けられる


余裕もあったので帰る道中、中山展望台に寄り道。
写真を撮りにきた方が3名いらっしゃった。

雪煙舞う阿弥陀岳とカメラマン達

日ノ岳
今日の眺めは最高だった。


行者小屋への帰り道、
先日合流した元支配人Nさんのお子さん2人が
そり遊びをしていた。

YちゃんとKくん


乗っ越し〜行者小屋へのトレースをコースにしてボブスレー。

Yちゃんが初めて行者小屋はに来たのは
なんと2ヶ月半の時というから驚きだ。

年末年始を家族と山小屋で過ごす一家との生活は、
賑やかでとても楽しい。