2014.10.28

休暇終わりの出勤日。
実家を早朝に出発して、新穂高側から入山。
天気は良いけどそのぶん朝は冷え込んで、
霜のついた落ち葉や霜柱をばりばり踏んで歩く。



登山道から穂高方面を望む
空気が冷たく、日差しを浴びてちょうど心地よい感じ。

足跡もついていないし、
蜘蛛の巣にもひっかかるので先に歩いた人は居ないのだろう。
静まりかえった晩秋の山道は気持ちがいい。


槍平で小休止
日だまりが心地よい。


標高2700m付近、昨日の雪がそのまま残っている。

稜線近くなると風が強くなってきて、
体温がどんどん奪われて行くので雨具を着用。
運動で体が暖まるよりも、
木枯らしに体を冷やされるペースの方が早いような。

稜線に出るとますます風が強く、
時々足を踏ん張らないといけないような突風も吹く。
「寒みぃ、さみ〜」と連呼して凍えながら山荘に到着すると、
『今朝は室内でー2℃、最低気温はー10℃だった』との話。。


夕日に染まる槍ヶ岳

写真で見ると天気は最高だけど、
最高気温も氷点下、日陰はー5℃以上にならなかった。

今シーズン、ここでの生活もあと1週間。
ラストスパートです。