2015.3.6

今日のミッションは雪かきと歩荷。
朝掃除のあと昨日の屋根の雪下ろしで埋まった裏口を掘り起こして、
雪の大谷のような通路を作る。
ただの雪かきならわけない作業なのだけど、
屋根の上でできた分厚い氷盤が入り混じっているため作業は難航。
このあと、歩荷で運ぶ荷をここから搬入するので
安定して歩けるようにしっかりと階段も作らなければならない。
想定してた倍の時間がかかってしまい、
作業完了してスコップを置くや否や歩荷の準備をして出発。
集合時間に間に合わせるために小走りで下る。
こういう日に限って重めの下げ荷があり、
ペースを上げづらい。

入山組は予定より30分早く集合場所に着いたみたいで、
道中で荷上げ歩荷隊とすれ違った。
「今回、残っている荷物が多いよ。頑張れるだけ頑張って」
ただの申し送りだけれど意味深に耳に残るセリフを残して、
みんなは先を行く。

予定してた待ち合わせ時間ちょうどに倉庫に到着。
すぐに残っている荷を物色。
生活雑貨系は置くことにして、
生鮮野菜を全部背負子に括りつけた。
間違いなく過去最高重量。
背負って立ち上がるのにも苦労する重さだった。

序盤から厳しかったけれど、
荷を解いて重量調整をするのも面倒くさかったので頑張ることにした。
重さは覚悟していたのだけど、
肩の締め付けで腕が上がらないため、
額から溢れる汗がふけずに目にしみて痛いのが辛かった。

小屋に到着して重さを計ったら61kgあった。
背負子が3kgほどあるので、
初めて自分の体重以上を担いで行動したことになる。
鉱泉について荷をおろしたとき、
ちょっとした達成感を感じた。

Tガイドが先日撮った歩荷中の写真をプレゼントしてくれた。
ピンクのウェアもなかなかサマになっているような?