2014.3.10

野外救急法、WAFA講習3日目。
琵琶湖湖畔はひと晩で雪景色。
けっこうな雪が降っていたけれど、野外でのロールプレイング実技は実施。



僕は軽度低体温症の傷病者役を演じた。
隣には重度低体温症役の受講者が倒れている。

設定では、2人組で鹿の調査に出ていたが道に迷って食料・ビバーク装備のないままビバーク。1人が低体温症で動けなくなり、介抱していた仲間(僕)も低体温症になったというもの。
軽度低体温症の症状
顔面蒼白(顔に青白い顔料を塗っている)
☆軽度〜中度の意識障害
☆止まらない震え
を演じる。

正しい復温処置と栄養補給を受けた10分後に意識が回復して、救助者に状況説明をするという指示付き。
制限時間内にどこまで対応できるか。
容赦なく雪が降るなかなので輪をかけて臨場感のある実技になった。


夕食後は抜き打ちでハイリスクな怪我の処置の実技が。。




特殊メイクだけどリアルな傷口。

すぐに医療機関に駆けつけられないアウトドアでの受傷を想定しているので、自分の判断や対応の持つ意味合いが大きくなることをロールプレイを通して実感できる。
1日10時間のレクチャーを受けた後も、みんなで自主的に勉強会を開いて切磋琢磨。
モチの高い人たちと過ごす時間は、いいもんですね。