用事があるという父親を助手席に乗せて、
冬タイヤをはき、新品のバッテリーを搭載したマイカーで出発。
久しぶりの雪道だったけれど、
冬山やアイスクライミングに行くときにも運転していたので
まぁ大丈夫だろうとタカをくくっていた。
家を出発して間もないところにある緩やかな下り坂のカーブ。
シーズンで5回は事故が起きる場所だと聞いてはいたけれど、
まさかその1人目になるとは。。
ベタ雪にハンドルが取られ、大きく蛇行。
制御不能になった車は横向きになったまま、
道端の木に激突した。
やっちまった。
スピードは時速60㎞くらいでていたので、結構な衝撃。
フロントガラスと助手席の窓ガラスは全損。
あとから聞いた話では、
上から見るとくの字形に車体が歪んでいたそうだ。
父も僕も無傷だったのは本当に運が良かったのだろう。
しかし、車は廃車のセンが濃厚…
怪我が無かったのは不幸中の幸いだけど、
親戚のおじさんから譲り受けた車を潰したショックに
ずーんと落ち込んだ。
事故直後、たまたま用事で外に出てたパトカーが通りかかる。
手を振って呼び止めると、
中から出てきたのは山岳救助隊のT口さん。。
すぐに対応して下さり、
事故を起こして20分後には実家に戻ることができた。
手際の良すぎる展開についていけず、
居間のコタツに入り午前中は放心状態で過ごす。
『ドッキリ大成功』と書かれたパネルを持った友人が現れて、
「じつは車は無事です!ビックリした?」
なんて展開になりそうなくらいの平穏。
冬道になってすぐは夏の運転感覚をリセットする必要があること。
シャーベッド状の雪もアイスバーン並みに怖いこと。
…ちょっと落ち着いてからネット記事を見て反省タイム。
http://www.hrr.mlit.go.jp/chokoku/michi/technic/
赤岳鉱泉には車を持っていくつもりだったけれど、
車が使えなくなったので予定変更。
最寄りの駅まで迎えに来ていただく運びとなりました。
早々にお手を煩わせてしまい、申し訳ないです。
入山まであと2日。