2014.12.3

お冬ごもりの準備で生活用品の買い出しに高山まで行く予定だった。
用事があるという父親を助手席に乗せて、
冬タイヤをはき、新品のバッテリーを搭載したマイカーで出発。

久しぶりの雪道だったけれど、
冬山やアイスクライミングに行くときにも運転していたので
まぁ大丈夫だろうとタカをくくっていた。

家を出発して間もないところにある緩やかな下り坂のカーブ。
シーズンで5回は事故が起きる場所だと聞いてはいたけれど、
まさかその1人目になるとは。。
ベタ雪にハンドルが取られ、大きく蛇行。
制御不能になった車は横向きになったまま、
道端の木に激突した。
やっちまった。



スピードは時速60㎞くらいでていたので、結構な衝撃。
フロントガラスと助手席の窓ガラスは全損。
あとから聞いた話では、
上から見るとくの字形に車体が歪んでいたそうだ。
父も僕も無傷だったのは本当に運が良かったのだろう。
しかし、車は廃車のセンが濃厚…
怪我が無かったのは不幸中の幸いだけど、
親戚のおじさんから譲り受けた車を潰したショックに
ずーんと落ち込んだ。

事故直後、たまたま用事で外に出てたパトカーが通りかかる。
手を振って呼び止めると、
中から出てきたのは山岳救助隊のT口さん。。
すぐに対応して下さり、
事故を起こして20分後には実家に戻ることができた。
手際の良すぎる展開についていけず、
居間のコタツに入り午前中は放心状態で過ごす。
『ドッキリ大成功』と書かれたパネルを持った友人が現れて、
「じつは車は無事です!ビックリした?」
なんて展開になりそうなくらいの平穏。

冬道になってすぐは夏の運転感覚をリセットする必要があること。
シャーベッド状の雪もアイスバーン並みに怖いこと。
…ちょっと落ち着いてからネット記事を見て反省タイム。
http://www.hrr.mlit.go.jp/chokoku/michi/technic/

赤岳鉱泉には車を持っていくつもりだったけれど、
車が使えなくなったので予定変更。
最寄りの駅まで迎えに来ていただく運びとなりました。
早々にお手を煩わせてしまい、申し訳ないです。

入山まであと2日。