2014.4.12

朝8:30、後部座席いっぱいに荷物を詰め込んだ車で大阪を出発。
挨拶を兼ねてクラクションを2回鳴らして、
心の中で『行ってきます』と呟く。

お世話になったけれどロクな挨拶も出来なかった人に、
もっともっと一緒の時間を過ごしたかった人。
無理なくゆっくり車を走らせて実家に戻るつもりだったけれど、
休憩したら人恋しさの重力に引っ張られてかなわないので
一気に帰路を走り抜けた。
交通安全週間なのは分かっているけれど、
アクセルの踏み込みが自然と強くなる。
たまたまラジオから流れてきた
スピッツの『空も飛べるはず』に泣けてきた。

儀式的なドライブで昼過ぎに実家に到着。
気持ちを切り替えて、
実家に転がっている引越し荷物の荷ほどきを。
そして、入山のための荷造りを。


晩には、地元に残っていた幼馴染の友人たちと飲んだ。
最後に会ったのは大阪で生活をし始める前だったか。

懐かしくて、どこか落ち着く心地よい席だった。

みんな頑張っている。
数年会っていなくても、より親密な関係になっているような気がした。