昨晩は座位で寝て、
苦しくて目が覚めては酸素を吸入するという
気も体も休まらない時間を過ごした。
目が覚めた時のSPO2の最低値は48
…さすがにコレはヤバい。
でも、こまめに酸素吸入していたおかげか、
23日の朝よりはマシな状態で離床できた。
社長とS山支配人が僕の芳しくない体調を考慮してくれ、
残雪期のルートの目印になるポール立てをしながら下山して、
体調が回復するまで標高1900mの槍沢ロッジで手伝いをする。
そういう名目で高度を落とさせてもらえる運びとなった。
少し頭痛が和らいできて余裕が出始めたころ。
社長も写真を撮りながら一緒に下山。
「高山病の人はだいたい殺生ヒュッテまで下ろすと回復するんだよ」
おっしゃる通り、その辺りから楽になってきた。
山荘スタッフにも迷惑をかけるし、
槍沢スタッフにもご厄介をかけて申し訳ない気分。
ここまでくるとかなり楽になる。
久しぶりに横になって良眠できて体力回復!
体の浮腫みも取れた。