2014.4.14

少しだけ早起きする。
昨日のつけを払うべく荷造りして、
段ボールの梱包完了。ジャスト10kg!

ふうっと一息つきたいところだが、
今日はやらなければならない事が目白押し。
郵便局で口座の手続きと、
訳あって山道具が必要になった友人に私物を郵送。
滑り込んだ理髪店で2ヶ月放置していた髪をカット。
法事で飛騨に来ていた親戚のYちゃんとおばさんをバスターミナルまで送迎して、
友人の友人が僕の家の近くの沢に入った時に無くした携帯電話の捜索。。
夕方に松本まで行かなければならないスケジュールの中、
すべて順調に事が運んで完遂できた。

夕方、待ち合わせ時間の10分前に予定通り槍ヶ岳山荘の事務所に到着。
先日他界された野田さんの遺品整理を行なう。
僕は形見分けで緑色のアークテリクスのウインドブレーカーと、
槍の過去の支給品などを頂いた。

晩は黒百合のYさんが主催して下さった、
『Salut NODAの会』に参加。
Salutは仏語で『またね』という意味らしい。



100人近い関係者が集まり、
追悼の念を胸に刻んで前に進もうという趣向の会。
「決して彼は周りの人が足踏みしていることを良く思わないだろう」と語った方がいた。
「現代の加藤文太郎」そう表現した方もいた。
物凄いモチベーションで山と関わっていた先輩の面影は、
まだ縁の浅かった僕にさえ大きな糧を残してくれた。

ウインドブレーカーを試着している時の立ち姿が野田さんに似ていたと、
野田さんの同期のTさんからコメントをもらう。
器の大きさは到底かなわないけれど、
尊敬する先輩に負けないくらい山で重宝される人になりたい。